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サービスとしてのソフトウェア契約

1. お客様の契約

1.1. 株式会社RIMM Japan(会社登録番号5010401162821)は、日本に設立され、登録上の所在地が東京都港区虎ノ門一丁目17番1号(「RIMM」)の会社であり、シンガポールに設立され登録上の所在地が4 SHENTON WAY#15-04 SGX CENTRE II SINGAPORE 068807であるRIMM SUSTAINABILITY PTE. LTD.(会社登録番号201731339Z)(「RIMM SG」)の子会社です。RIMM SGは、使用回数に応じた料金を支払う形態で、インターネットを介して加入者が利用できるようにする、サービスとしてのソフトウェアソリューションを開発しました。

1.2. このサービスとしてのソフトウェア契約(「本契約」)は、お客様(「お客様」)と当社との間の契約を形成し、お客様の本サービス(以下に定義される)の使用を管理します。

1.3. 本契約において規定される条件を注意深く、その全体をお読みください。本サービスへの登録、アカウント(以下に定義される)の作成または付与、および本サービスの使用により、お客様は、本契約を読み、理解し、受諾し、本契約に拘束されることを同意したことを認めることになります。本契約は、お客様が本サービスに登録、アカウントを作成しまたは付与され、かつ、本サービスを使用した日に発効します。

1.4. 誤解を避けるために付言しますと、本契約は本サービスの使用を管理し、有料ユーザーであるか非有料ユーザーであるかを問わず、すべてのお客様に適用されます。

1.5. 適用法で認められる最大限の範囲で、当社は、独自の裁量により、お客様への事前の通知なしに、本契約を一方的に変更する権利を留保します。お客様は、RIMMのウェブサイトを頻繁にチェックして、本契約に対するお客様の了解と理解が最新かつ正しいことを確認する必要があります。修正につきお客様に適宜通知することもありますが、当社はそのようにする義務を負いません。通知をしなかったことにより、本第1.5条または本契約の他の条項における当社のいかなる権利も影響を受けることはありません。

1.6. 修正、変更、または更新の発効日以降におけるお客様の本サービスの使用の非終了または継続的な使用は、かかる修正、変更、または更新によって変更された本契約の受諾を構成します。本契約に拘束されたくない場合にお客様がとれる唯一の手段は、本サービスの使用を停止することです。

現在、以下のように合意されています。

 

2. 定義と解釈

2.1. 定義

本契約では:

「アカウント」とは、お客様が本サービスの使用のためにRIMMで開設するアカウントを意味します。

「営業日」とは、シンガポールにおける銀行の営業日(土曜日、日曜日、またはシンガポールの官報に掲載された祝日を除く)を意味します。

「顧客データ」とは、第5.1(a)条で定義されたとおりの意味を有します。

「派生情報」とは、第5.7条で定義されたとおりの意味を有します。

「EULA」とは、第4.1(a) 条で定義されたとおりの意味を有します。

「料金」とは、お客様がRIMMに本サービスの対価として支払う料金を意味します。

「GDPR」とは、EU一般データ保護規則(EU規則 2016/679)を意味します。

「当初期間」とは、本サービスのサブスクリプションの当初の期間を意味します。

「知的財産権」とは、特許権、発明に対する権利、著作権および関連する権利、著作権の性質を持つ他のすべての権利、商標、商号、およびドメイン名、営業秘密、トレードドレス、営業権および詐称通用を訴える権利、デザインに関する権利、データベースに関する権利、秘密情報(専有情報とノウハウを含む)、並びに他のすべての知的財産権の秘密を使用し保持する権利を意味し、どの場合でも、登録・未登録にかかわらず、また世界のあらゆる地域で現在または将来存続するこれらの権利とすべての類似または対応する権利または保護形態について、すべての申請および更新または延長を申請し許可される権利と、優先権を主張する権利を含みます。

「PDPA」とは、シンガポールの2012年個人データ保護法を意味します。

「個人データ」とは、真実であるか否かにかかわらず、そのデータから、またはそのデータおよび組織がアクセスする、もしくはアクセスする可能性のあるその他の情報から識別できる個人に関するあらゆるデータを意味します。

「専有情報」とは、顧客データおよびRIMMデータを意味します。

「RIMMデータ」とは、第5.1(b)条に定義されたとおりの意味を有します。

「RIMM事業体」とは、RIMMおよびその持株会社、子会社、関連会社、取締役、役員、従業員、代理人、代表者、パートナー、ライセンサー、請負業者、下請業者、顧客、および供給業者(すべての機器および技術サプライヤーを含む)を意味します。

「サービスプラン」とは、お客様が加入したサービスプランを意味します。

「本サービス」とは、サービスプラン内でより詳細に説明されるとおり、https://platform.rimm.ioで利用可能なプラットフォームまたはRIMMから適宜お客様に通知されるその他のウェブサイトを介して、本契約に基づいてRIMMがお客様に提供するサブスクリプションサービスを意味します。

「SIAC」とは、第29条に定義されたとおりの意味を有します。

「SLA」とは、別紙1において規定されているサービスレベル契約を意味します。

「本ソフトウェア」とは、RIMMが本サービスの一部として提供するオンラインソフトウェアアプリケーション、およびそのすべてのアップデート、アップグレード、リリース、およびバージョンを意味し、以下を含みます。

(a) ソースコードとオブジェクトコード。

(b) ユーザーインターフェイスの画面に表示されるオーディオまたはビジュアルコンテンツを含む、ソフトウェア内に記録され、または組み入れられた他のすべての作品または素材。

「ソフトウェアドキュメンテーション」とは、本ソフトウェアに関連するすべてのドキュメンテーション(人間または機械によって読み取り可能な形式のもの)を意味し、以下のすべてが含まれます。

(a) https://platform.rimm.ioまたはRIMMからお客様に適宜通知されるその他のウェブアドレスを介して、RIMMのオンラインでお客様が利用できるようにするドキュメント。

(b) 操作マニュアル、取扱説明書、および訓練資料。

(c) 技術的または機能的な仕様、フローチャート、アルゴリズム、アーキテクチャ図、データモデル、ビルドインストラクション、テストまたは環境設定ドキュメント、および技術データを含む、本ソフトウェアの作成、設計、開発、または変更に関連するドキュメンテーション。

「存続条項」とは、第5条(専有情報および個人データ保護)、第11条(責任の制限)、第25条(通知)、および第29条(準拠法および紛争解決)を意味します。

「第三者の資料」とは、第10.5条で定義されたとおりの意味を有します。

「ウイルス」とは、コンピュータソフトウェア、ハードウェアもしくはネットワーク、電気通信サービス、機器もしくはネットワーク、またはその他のサービスもしくは機器の操作を妨げ、害し、またはその他の悪影響を与える、または(プログラムもしくはデータの全体もしくは一部を再配置、変更、もしくは消去するか、または他の方法かを問わない)プログラムまたはデータの信頼性を含むプログラムまたはデータへのアクセスまたは操作を妨げ、害し、またはその他の悪影響を与える、ないしはワーム、トロイの木馬、ウイルスおよびその他類似のものや機器を含む、ユーザー体験に悪影響を与える可能性のあるものまたは機器(ソフトウェア、コード、ファイルまたはプログラムを含む)を意味します。

「脆弱性」とは、悪用されると機密性、完全性、または可用性に悪影響を及ぼす、ソフトウェアおよびハードウェアコンポーネントに見られる計算論理(コードなど)の弱点を意味します。

 

2.2. 解釈

(a) 条項、別紙、および段落の見出しは、本契約の解釈に影響を及ぼしません。

(b) 別紙は本契約の一部を構成し、本契約の本文に全文が規定されているかのように効力を有するものとします。本契約への言及には、別紙が含まれます。

(c) 条項および別紙に言及する場合は、本契約の条項や別紙を指しています。

(d) 文脈上異なる解釈が求められる場合を除いて、単数形の語は複数形を含み、複数形の語は単数形を含みます。

(e) 書面とある場合には、ファックスおよびメールが含まれます。

(f) 「含む」、「特に」、「例えば」、または同様の表現に続く単語は、例示列挙として解釈され、前に置かれた単語、説明、定義、句、または用語の意味を制限するものではありません。

(g) 文脈上異なる解釈が求められる場合を除いて、一つの性別への言及には他の性別も含まれており、者と言及される場合には、自然人、法人、または法人化されていない団体(独立した法人格を有するか否かに関わらない)を含みます。

(h) 「関連会社」という表現は、ある者に対して、直接または間接に支配し、支配され、または共通の支配下にある別の者を意味します。「支配」(関連する「支配する」「支配される」および「共通の支配下にある」の意味を含む)という表現は、ある者が直接または間接に(株式の所有、議決権の保持、または別の者を規制している定款、規則、組合規約証書やその他の書面によって与えられた権能によるか否かにかかわらず)その別の者の行動を自分の思い通りに操ることができるようにする権能のことを意味します。

(i) 「当社は」、「当社の」もしくは「当社との」または同様の表現の単語は、Rimm事業体への言及を指しています。

 

3. サービスとサポート

3.1. 本契約の条件に従い、RIMMはお客様に本サービスを提供し、サービスプランに従ってソフトウェアドキュメンテーションを利用できるようにするものとします。

3.2. RIMMは、本サービスの一部として、かつ料金を考慮して、SLAに従ってお客様に合理的な技術サポートを提供するものとします。お客様は、RIMMのその時の料金で拡張サポートサービスを個別に購入することができます。

 

4. お客様の約束

4.1. お客様は、本サービスを利用するにあたって常に以下を遵守し、かつ本サービスを利用する代理人をして常に以下を遵守させることに同意します。

(a) RIMMのウェブサイトに表示され、適宜修正されるRIMMと本サービスを使用するお客様の代理人の間で締結されたエンドユーザーライセンス契約(「EULA」)の条件。

(b) 本契約および本サービスに関連してRIMMと締結したその他の契約の条件。

(c) 本サービスの使用を規制するすべての適用法令。

4.2. お客様は以下を行うものとします。

(a) 本サービスへの接続、アクセス、またはその他の方法での使用に必要な機器および補助的なサービス(ケーブル、モデム、ルーター、サーバー、コンピューターハードウェアおよびソフトウェアを含む)を自己負担で取得および維持し、お客様の機器や補助的なサービスに起因もしくは関連する、またはインターネットによって引き起こされるすべての問題、状況、遅延、送信の失敗、およびその他すべての損失または損害に対して単独で責任を負うこと。

(b) アカウントのパスワードおよびアカウントに含まれるすべての情報を含む、本サービスを使用するためのお客様のアカウントのセキュリティの維持。

(c) 顧客データ、セキュリティアクセス情報、および構成サービスを含むがこれらに限定されない本サービスを提供するために、RIMMに以下を提供すること。

(i) 本契約に関連して必要なすべての協力。

(ii) RIMMが必要とする可能性のある情報への必要なすべてのアクセス。

(d) 合理的な努力と迅速さおよび合理的なスキルと専門知識をもって本契約に定められた義務を履行し、お客様の利益が本契約に基づく義務と相反しないようにすること。両当事者が合意したお客様による支援の提供が遅れた場合、RIMMは合理的に必要な限度で、合意されたスケジュールまたは納期を調整することができます。

(e) RIMM、その請負業者および代理人が本サービスを含むがこれに限定されない本契約に基づく義務を履行するために必要なすべての必要なライセンス、同意、ならびに許可を取得および維持すること。

(f) ネットワークとシステムが、RIMMによって適宜提供される関連する仕様に準拠していることの確保。

4.3. お客様は、直接的・間接的にかかわらず、以下を行ってはなりません。

(a) 本サービスまたは本ソフトウェアの一部に関係のあるソースコード、オブジェクトコード、もしくは基幹となる構造、アイデア、ノウハウ、またはアルゴリズムをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルし、もしくは人間が認識できる形の構成要素に分け、またはこれらを見つけようとすること。

(b) 形式または媒体または方法を問わず、本サービスまたは本ソフトウェアおよび/もしくはソフトウェアドキュメンテーションの一部を、コピー、修正、改変、翻訳、または派生物の作成、フレームワーク化、ミラーリング、再配布、ダウンロード、表示、送信、または配布すること。

(c) 本サービスおよび/またはソフトウェアドキュメンテーションと競合する製品またはサービスを構築するために、本サービスおよびソフトウェアドキュメンテーションの全部または一部にアクセスすること。

(d) 第三者にサービスを提供するために、本サービス、本ソフトウェアおよび/またはソフトウェアドキュメンテーションの一部を使用すること。

(e) 第三者に対して、本サービスおよび/またはソフトウェアドキュメンテーションをライセンス付与、販売、賃貸、移転、譲渡、配布、表示、開示、その他の商業的利用、またはその他の方法で入手可能にすること。

(f) 本第4条に規定されている場合を除き、本サービスおよび/もしくはソフトウェアドキュメンテーションへのアクセスを取得しようとし、または第三者が取得するのを援助しようとすること。

(g) RIMMのネットワークおよび情報システムにウイルスもしくは脆弱性を導入し、または導入を許可すること。

4.4. お客様は、本サービスの使用中に、ウイルスまたは以下の素材にアクセス、保存、配布、または送信してはなりません。

(a) 違法、有害、脅迫的、中傷的、わいせつ、侵害的、嫌がらせ的な、または人種的もしくは民族的に不快なもの。

(b) 違法行為を助長するもの。

(c) 性的に露骨な画像を表示するもの。

(d) 違法な暴力を助長するもの。

(e) 人種、性別、肌の色、宗教的信念、性的指向、障害に基づいて差別的なもの。

(f) その他違法であり、または人や財産に損害や危害を加えるもの。

RIMMは、お客様へのその他の権利に対する責任または不利益なしに、本第4.4条の規定に違反する素材へのお客様のアクセスを無効にする権利を留保します。

4.5. お客様は、その義務を負わないもののRIMMがお客様による本サービスの使用を監視し、使用が本契約または法律に違反する可能性があるとRIMMが考える場合には、お客様の本サービスの使用を中止させることができることを認め、同意します。

4.6. お客様は、本サービスおよび/またはソフトウェアドキュメンテーションへの不正アクセスまたは使用を防止するためにあらゆる合理的な努力を払い、そのような不正アクセスまたは使用が発生した場合は、速やかにRIMMに通知するものとします。

4.7. 以下または以下の疑いに直接または間接に起因または関連して、RIMMに対して主張もしくは提起されるまたはその恐れがあるすべての請求、訴訟、手続き、費用、経費、損失、罰金、損害、または責任(完全補償条件での合理的な弁護士費用を含む)に対して、お客様は、その費用負担において、RIMM事業体を、補償、防御、および免責することに同意するものとします。

(a) お客様による第三者の権利(知的財産権を含むがこれに限定されない)の侵害。

(b) お客様による第三者に対する義務(契約上の義務または信認義務を含むがこれらに限定されない)の違反。

(c) 本契約に基づくお客様の表明、保証、約束、またはその他の義務の違反。

 

5. 専有情報および個人データ保護

5.1. 本サービスの提供を可能にするために、両当事者は、以下を認め、同意します。

(a) お客様がRIMMに未公開の情報またはデータ(お客様の事業、経営、または構造に関する情報を含む) (「顧客データ」)を開示しており、または開示する可能性があること。

(b) RIMMがお客様にソフトウェアドキュメンテーションを提供し、かつその他の未公開情報またはデータ(本ソフトウェアの既存のまたは計画されている機能、機能性、およびパフォーマンスに関する情報を含む) (「RIMMデータ」)を開示しており、または開示する可能性があること。

(c) お客様が個人(顧客および従業員を含む)の個人データをRIMMに開示しており、または開示する可能性があること。

5.2. 顧客データはお客様に帰属します。お客様は、顧客データに対するすべての権利(すべての知的財産権を含む)、権原、および利益を所有します。上記にかかわらず、お客様はRIMMに永続的、取消不能、非独占的、再許諾可能、譲渡可能、および世界的なライセンスを付与し、RIMMが顧客データを使用、販売、またはその他の商業的な利用ができるようにします。

5.3. RIMMデータはRIMMに帰属します。RIMMおよび/またはそのライセンサーは、RIMMデータに対するすべての権利(すべての知的財産権を含む)、権原、および利益、ならびに本ソフトウェアに加えられたすべての改善、拡張、または変更、および本ソフトウェアに関連して開発されたアプリケーション、発明、またはその他のテクノロジーを保有します。本契約に明示的に記載されている場合を除き、本契約は、本サービス、本ソフトウェア、またはソフトウェアドキュメンテーションに関する知的財産権(登録済みか未登録かを問わない)に対する、その下でのもしくはそれにおける権利、本サービスに関するその他の権利やライセンス、またはその他の権利をお客様に付与するものではありません。お客様はいかなるときも、本ソフトウェアまたはソフトウェアドキュメンテーション(本ソフトウェアおよびソフトウェアドキュメンテーションの知的財産権を含む)を損傷、侵害、修正、変更、または改ざんしてはなりません。

5.4. 各当事者は、他の当事者の専有情報を保護しその秘密を保持するために合理的な予防措置を講じ、かつ、これを第三者に使用(本サービスの履行または他の当事者が同意した場合を除く)または開示しないことに同意します。

5.5. 第5.4条に基づく義務は、以下の専有情報に関しては適用されないものとします。

(a) 本契約の違反以外の方法で一般に公開されており、またはされるようになるもの。

(b) 専有情報に関する守秘義務を他の当事者に負っていない第三者によって当事者に開示されたもの。

(c) 法律上開示が求められるもの。ただし、かかる開示が必要であり、法律上開示が許可されている場合を除いて、他の当事者が異議を述べて反対するための合理的な機会を与えるために、情報を開示する当事者は開示の要請につき合理的かつ速やかな事前の通知を他の当事者にしなくてはならず、また、情報を開示する当事者は、そのように開示する必要がある情報の機密な扱いを確保するために合理的な努力を払うものとします。

5.6. 各当事者は、専有情報へのアクセスを、本契約の適切な履行のために合理的にアクセスが必要な従業員および下請業者に限定し、かつ、同様の性質の自己の専有情報を保護するために適用するのと少なくとも同程度の注意(ただし、合理的な程度を下回らない注意)を秘密情報に使用し、従業員と下請業者に同等の守秘義務が課されることを確保して、安全な環境でそのような専有情報の秘密を保持するものとします。

5.7. 誤解を避けるために付言しますと、RIMMは、個人データ、またはお客様による本サービスの使用の情報またはここから得られる情報またはデータ(「派生情報」)を含む本ソフトウェアおよび関連するシステムおよびテクノロジーのさまざまな側面の提供、使用、およびパフォーマンスに関連するデータおよび情報を収集し分析する権利を有します。RIMMは、お客様からのライセンスまたは許可なしに、かつお客様に料金を支払うことなく、以下を行うことができます。

(a) 本サービスを改善および強化し、本サービスおよびその他RIMMの提供物に関連するその他の開発、診断、分析、および修復目的で派生情報を使用すること。

(b) そのようなデータを集約的または識別不可能な形式でのみ使用または開示すること。

5.8. 各当事者は、本契約に基づいて収集、使用、開示、処理、および/または転送されるすべての個人データに関して、PDPA、GDPR(適用される場合)、およびその他の適用されるデータ保護法を遵守するものとします。

5.9. お客様が本契約に従ってRIMMに個人データを開示する場合、お客様は、お客様が個人データを収集し、RIMMに開示するため、並びにRIMMが本契約の目的で個人データを収集、使用、および開示するためにその個人の同意を得たことを表明し、保証します。RIMMがお客様に代わって、かつお客様の目的のために個人データを処理する場合、お客様はRIMMがお客様のデータ仲介者として行動していることに同意するものとします。RIMMが本契約に従って個人データをお客様に開示または転送する場合、お客様は、PDPAおよび/またはGDPR(適用される場合)に基づくものと同等の保護を、転送された個人データに与えることに同意するものとします。

 

6. 第三者プロバイダー

お客様は、本サービスが第三者のウェブサイトを介して第三者のウェブサイトコンテンツにアクセスし、第三者とやりとりをし、第三者から製品やサービスを購入することを可能にするまたは支援する可能性があるが、これらはお客様単独の責任で行うことを認め、同意します。RIMMは、そのような第三者のウェブサイトのコンテンツ、使用もしくはこのようなウェブサイトとのやりとり、または第三者のウェブサイトとの関係で完了した取引およびお客様が締結した契約に関して、表明、保証、または約束を行わず、一切の責任または義務を負わないものとします。第三者のウェブサイトを介して締結された契約および完了した取引は、お客様と第三者との間で行われるものとし、RIMMは当事者 ではありません。RIMMは、関連する第三者のウェブサイトを使用する前に、お客様がその利用規約とプライバシーポリシーを参照することを推奨します。RIMMは、第三者のWebサイトを支持もしくは承認せず、または本サービスを介して利用可能になった第三者のWebサイトのコンテンツに同意しません。

 

7. RIMMの義務

7.1. RIMMは、本サービスがソフトウェアドキュメンテーションにほぼ従って、合理的なスキルと注意を伴って履行されることを約束します。

7.2. 第7.1条の約束は、RIMMの指示に反する本サービスの使用、またはRIMMもしくはRIMMの適式に認められた請負業者または代理人以外の当事者による本サービスの修正もしくは変更によって前項で約束した内容に適合しない場合には適用されないものとします。本サービスが前述の約束に適合しない場合、RIMMは、そのような不適合を治癒するためにあらゆる合理的な商業的努力を払うか、または望ましいパフォーマンスを達成するための代替手段をお客様に提供するものとします。そのような治癒または代替は、第7.1条に定められた約束の違反に対するお客様の唯一かつ排他的な救済です。

7.3. RIMMは、インターネットを含む通信ネットワークおよび設備を介したデータの転送に起因する遅延、送信の不履行、またはその他の損失もしくは損害について責任を負いません。お客様は、サービスおよびソフトウェアドキュメンテーションが制限、遅延、およびそのような通信設備の使用に固有のその他の問題に服し得ることを認めます。

7.4. 本契約は、RIMMが第三者と同様の契約を締結すること、または本契約に基づいて提供されるのと同様のドキュメンテーション、製品および/もしくはサービスを独自に開発、使用、販売、もしくはライセンス付与することを妨げるものではありません。

 

8. 料金の支払い

8.1. お客様は、本第8条に従って、時宜を得た形でRIMMに料金を支払うものとします。

8.2. 期限から1か月を超えて料金が支払われなかった場合、第9.2条で言及されている本契約の重大な違反となります。

8.3. お客様による本サービスの使用がサービスプランに含まれるサービスの程度を超える場合、お客様には追加の使用料金が請求されるものとし、お客様はRIMMの指示に従ってそのような追加料金を支払うことに同意します。

8.4. お客様は、法律で適宜定められた税率で、料金との関係で適用されるすべての売上税(商品およびサービスに課される税を含むがこれに限定されない)について責任を負い、負担するものとします。

8.5. RIMMは、当初期間またはその時点での契約期間の終了時に、料金の金額または本サービスに対する料金の請求方法を変更する権利を留保します。

8.6. 請求に関する問い合わせ(誤請求を含む)は、RIMMのカスタマーサポート部門に送信するべきものとします。

 

9. 期間と終了

9.1. 本契約は、お客様がアカウントを登録、作成、または付与され、かつ本サービスを使用する日に開始し、当初期間の間継続し、その後、第9.2条または第9.3条に従って早期に終了しない限り、当初期間と同じ長さの追加期間の間自動的に更新されるものとします。

9.2 いずれの当事者も、他の当事者に書面で2か月以上前に通知することにより、本契約を終了することができます。

9.3 以下の場合には、利用可能な他の権利または救済に影響を与えることなく、いずれの当事者も、他の当事者に書面で通知することにより、本契約を直ちに終了することができます。

(a) 他の当事者が本契約の重大な違反を犯した場合。

(b) (設立地の法律に基づく会社または同等の組織であり)強制的もしくは自発的な清算もしくは合併(債務超過のない善意の再建もしくは合併の目的である場合を除く)を行うか、破産管財人、管財人、特別管理人または更生管財人がその事業の全体もしくは実質的に全体にわたって任命された場合、または差押えもしくは強制執行がその財産および/もしくはその他の財産に課せられる場合。ただしすべての場合において、開始から10日以内になされた濫用的な請求またはお客様が適用法に従って債務を支払うことができない場合を除きます。

9.4 本契約の終了は、終了日までに発生した当事者の権利、救済、義務、または責任を失う不利益を生じることなく行われるものとします。これには、終了日以前に存在した本契約の違反に対して損害賠償を請求する権利を含みます。

 

10. 表明、保証および免責事項

10.1. 各当事者は、次のことを表明および保証します。

(a) 本契約に定められた義務を締結し、履行する完全な権能と権限を有します。

(b) 本契約を締結し、本契約に基づく義務を履行することにより、契約上の義務または第三者に対する義務(信認義務を含むがこれに限定されない)に違反することはありません。

(c) 本契約に基づく義務に適用されるすべての法律上および規制上の要件並びに業界のベストプラクティス(腐敗防止、贈収賄またはマネーロンダリングに関する法令、およびデータ保護に関する法令を含むがこれらに限定されない)を遵守し、違反しないものとします。

10.2. RIMMは、本サービスおよび/または本ソフトウェアが途切れることなく提供され、バグやエラーがないことを保証せず、また本サービスの使用から得られる結果についても保証しません。本サービス、本ソフトウェア、およびソフトウェアドキュメンテーションは「現状有姿」で提供されており、RIMMは、適用法で認められる最大限の範囲において、明示または黙示を問わず、いかなる保証(商品性または特定の目的への適合性の黙示の保証を含む)、表明、条件、および成文法または慣習法によって黙示的に示されるいかなる種類のその他の条件も約束しません。

10.3. RIMMは以下のことを保証しません。

(a) 本サービス、ソフトウェアドキュメンテーション、および/または本サービスを通じてお客様が取得した情報が、お客様の要求事項を満たすこと。

(b) 本ソフトウェアまたは本サービスに脆弱性やウイルスがないこと。

(c) 本ソフトウェア、ソフトウェアドキュメンテーション、または本サービスがサイバーセキュリティの要求事項を満たすこと。

10.4. RIMMは、商業的に合理的な努力を払って、RIMMによって検出された、および/またはSLAに従ってお客様が報告した本サービスに関する問題に対応するものとします。ただし、RIMMは、すべての問題が特定の時間枠内で修正できることを保証するものではありません。

10.5. RIMMは、本サービスを通じて、第三者のコンテンツを表示し、含め、もしくは利用可能にする、または第三者のウェブサイトもしくはサービス(総称して「第三者の資料」)へのリンクを提供する場合があります。お客様は、次のことを認め、同意します。

(a) RIMMは、その義務を負わないものの第三者の資料を監視および確認することができ、かつその正確性、完全性、適時性、有効性、著作権の遵守、合法性、妥当性、品質、またはその他の側面を含む第三者の資料について責任を負わないこと。

(b) RIMMは、第三者の資料の継続的な可用性を保証するものではなく、お客様に対する責任を負うことなく、独自の裁量でいつでも第三者の資料を表示し、含め、または利用可能にすることを中止することができること。

(c) RIMMは、本サービスを通じてアクセスされる第三者の資料について、お客様またはその他の者もしくは事業体に対して一切の責任を負わないものとし、本サービスを通じての第三者の資料へのアクセスは完全にお客様の自己責任によるものとすること。

(d) RIMMは、お客様による第三者の資料の使用、第三者の資料を介して完了した取引、またはお客様が第三者と締結した契約に起因もしくは関連してお客様が被る可能性のある、いかなる損害、責任、損失(データもしくは利益の損失を含む)またはその他の結果について、いかなる表明または保証も行わず、かつ責任を負わないこと。

 

11. 責任の制限

11.1. 本契約で明示的かつ具体的に規定されている場合を除き、お客様は、お客様による本サービスおよびソフトウェアドキュメンテーションの使用から得られた結果、並びにそのような使用から導き出された結論について単独で責任を負います。RIMMは、本サービスに関連してお客様がRIMMに提供した情報、指示、もしくは原稿の誤りもしくは漏れ、またはお客様の指示によりRIMMが取った行動によって生じた損害について責任を負わないものとします。

11.2. 法律で認められる最大限の範囲で、RIMM事業体は以下について責任を負わないものとします。

(a) 使用上の誤りや中断、データや情報の不正確さや破損、代替となる商品、サービス、または技術の調達費用。

(b) 以下に基づく侵害の申し立て。

(i) RIMM以外の者による本サービスまたはソフトウェアドキュメンテーションの修正。

(ii) RIMMがお客様に与えた指示に反する方法でのお客様による本サービスまたはソフトウェアドキュメンテーションの使用。

(iii) RIMMまたは関係当局からの侵害の疑いまたは実際の侵害に関する通知後の、お客様による本サービスまたはソフトウェアドキュメンテーションの使用。

(c) 間接的、特別、偶発的、懲罰的、または派生的な損失または損害。

(d) 利益、事業、収益、営業権またはデータの損失。

(e) RIMMが合理的に制御できる範囲を超えた問題。

誤解を避けるために付言しますと、RIMM事業体は、本サービスを使用してお客様が生成したレポートの誤りまたは不正確さについて責任を負わないものとします。これには、お客様が本サービスを利用してレポートを生成するにあたって、誤ったもしくは不正確な情報もしくはデータを入力もしくは利用したことを原因に、そのせいで、またはその結果としてレポート内に誤りや不正確がある状況を含みますが、これらに限定されません。

11.3. いずれの当事者も、その過失またはその従業員、下請業者、もしくは代理人の過失に起因する死亡または人身傷害、詐欺(一方の当事者が他の当事者に対して行い、他の当事者が依拠した契約前の不正な虚偽表示を含むがこれに限定されない)または法律で除外もしくは制限できない債務に対する責任を除外または制限しません。

11.4. いかなる状況においても、本契約に基づくRIMM事業体のお客様に対する債務総額は、RIMMが損害の可能性について知らされていたか否かにかかわらず、そのような責任を生じさせた行為前の12か月間にお客様がRIMMに支払った料金(ある場合)を超えないものとします。

11.5. 本契約のいかなる条項も、お客様によるRIMMの知的財産権の違反、侵害、または不正流用に対するお客様の責任を除外するものではありません。

 

12. 完全合意と修正

本契約は、(本契約で言及された、または本契約に関連して同時に両当事者が締結した文書とともに)本契約の対象に関して両当事者間で合意されたすべての条件を表しており、すべての点において、口頭または書面にかかわらず、これに先立つ両当事者間の本契約の対象に関するあらゆる性質のすべての合意および約束、表明、保証、確約、並びに取り決め(ある場合)に優先し、これらを取り消します。それぞれの権限ある代表者によって署名された両当事者の書面による合意がない限り、本契約の規定を変更または修正することはできません。

 

13. 契約の優位性

本契約の規定とEULAの規定との間に矛盾または不一致がある場合、RIMMが独自の裁量で別段の決定をしない限り、本契約の規定が優先するものとします。

 

14. 契約条項

本契約の本文の規定と別紙の間に矛盾または不一致がある場合、両当事者間では本契約の本文の規定が優先するものとし、両当事者はそのような矛盾または不一致を取り除くために必要な変更を直ちに行うものとします。

 

15. 免除、権利放棄、その他

本契約に基づく権利の不行使または行使の遅延は、その権利の免除または放棄として機能することはなく、本契約に基づく権利の一度のまたは部分的な行使は、その権利または他の権利もしくは救済の再度の行使またはさらなる行使を排除するものではありません。 

 

16. 救済

本契約に別段の定めがある場合を除き、本契約のいずれかの規定によって与えられる救済は、法律、衡平法、成文法、または他の方法で利用可能なその他の救済を除外することを意図しておらず、それぞれの救済は累積的であり、本契約に基づいて、または現在もしくは将来に法律上、衡平法上、成文法上、もしくはその他の方法で存在する他のすべての救済に追加されるものとします。

 

17. 譲渡

本契約は、他の当事者の事前の書面による同意なしに、いずれかの当事者によって全体的または部分的に譲渡、移転、または再許諾することはできません。

 

18. 相殺、反対請求または控除がないこと

本契約に基づいて支払われるすべての金額は、相殺または反対請求されないものとし、かつ、現在または将来の税金、料金(銀行手数料を含む)および/または関税がない状態で、またこれらを理由として控除または源泉徴収することなく行われるものとします。適用法またはその他の理由で源泉徴収または控除を行う必要がある場合、支払当事者は、源泉徴収または控除がなかったかのように、他の当事者が元の支払金額の全額を受け取るよう、他の当事者に支払う金額を増やすものとします。

 

19. 契約の継続的な効力

支払いを受ける権利、秘密保持義務、保証の免責、および責任の制限を含むがこれらに限定されない存続条項およびその性質上、本契約の期間満了または終了後も各当事者との関係において継続することが意図されるその他の条項は、本契約の終了後も存続するものとします。

 

20. 権限、独立の契約当事者

両当事者は、本契約に基づく義務を履行するにあたり、独立した契約当事者の立場にあることに同意します。本契約のいかなる条項も、目的にかかわらず、両当事者間に信認の権利または義務を生じさせ、両当事者間にパートナーシップ、合弁事業、または信認関係を構成しまたは構成するとみなされ、あるいはいずれかの当事者に他の当事者またはその関連会社の代理人、代表者、パートナー、本人、またはフランチャイジーとして資格を与えまたは資格を与えるとみなされるものではありません。いずれの当事者も、他の当事者またはその関連会社に義務を課し、その名前で契約し、またはそれらに対して責任を生じさせる権能または権限を持たないものとします。

 

21. 承継人および譲受人を拘束するための合意

本契約は、当事者の各承継人および認められたた譲受人を拘束し、その利益のために存続するものとします。本契約におけるいずれかの当事者への言及は、これに従う形で解釈されるものとします。

 

22. さらなる保証

本契約の日付以降いつでも、各当事者は、他の当事者が、本契約のすべての条項の完全な利益を得るために、他の当事者が合理的に要求する可能性のある文書を締結し、そのような行動を取り、必要な第三者にも同様にさせるために最善の努力を尽くすものとします。

 

23. 費用および経費

各当事者は、本契約の交渉、準備、締結、または履行に関連して発生した自身の弁護士費用、専門家費用、並びにその他の費用および経費を負担するものとします。

 

24. 条項の可分性

本契約のいずれかの条項が、いずれかの法域において全体的または部分的に違法、無効、または執行不能であると判断された場合、本契約は、かかる法域において、他の条項および影響を受ける条項の残りの部分に関して引き続き有効であるものとします。また、他の法域におけるそのような規定の合法性、有効性、および執行可能性は影響を受けないものとします。

 

25. 通知

25.1. 本契約に基づいて要求され、または認められるすべての通知、催告、またはその他の通信は、書面で行われ、手渡し、宅配便もしくは前払いの書留郵便、またはファクシミリ送信もしくは電子メールによって、意図された受領者に向けて、当事者の署名欄に記された住所、ファクシミリ番号、または電子メールアドレス宛て、または適宜当事者が他の当事者に書面で通知する可能性のあるその他の住所、ファクシミリ番号または電子メールアドレス宛てに送られます。

電子メールで送信されるすべての通知、催告、またはその他の通信は、上記のとおりの意図した受信者の両方の電子メールアドレス、または当事者が適宜適式に書面にて通知する可能性のある他の2つの電子メールアドレスに送信されるものとします。

25.2 そのように送達された通知、要求、催告、同意、または承認は、以下のタイミングで適式になされたものとみなされます。

(a) 手渡しまたは宅配便による配達の場合、配達時。

(b) ファクシミリの場合、送信報告書による確認の直後。

(c) 電子メールの場合、意図した受信者に電子メールメッセージが正常に送信されなかった、または送信が遅延したという兆候を受信しない場合、送信時。

(d) 郵送の場合、投函日から2営業日後(現地郵便で送付された場合)および投函日から7営業日後(航空郵便で送付された場合)、

ただし、いずれの場合も、営業日ではない日または営業日の午後6時以降に配達が行われる場合、送達は翌営業日の午前9時になされたとみなされ、送達を証明する際には、手渡しが行われたこと、またはそのような通知を含む封筒の宛先が適切に書かれ、切手貼り付けの上投函されたこと、またはファクシミリまたは電子メールが適切な宛先の入力の上送信されたことを示せば足りるものとします。本第25条で言及される時間は、受取人の国の現地時間です。

25.3. 本契約のいずれかの当事者が死亡した場合、通知を行う当事者が最初に言及された当事者の遺言の検認証書またはこの当事者の遺産の遺産管理承認書(または同等のもの)につき、書面による通知を受け取るまで、なされた通知は、この当事者がまだ生きている場合と同様に有効です。

 

26. 副本

本契約は、任意の数の副本に署名することができ、それらすべてが一緒になって一つの法律文書を構成するものとします。いずれの当事者も、そのような副本のどれに署名しても本契約を締結することができます。各副本は、当事者によって締結されることができ、正本が締結された場合と同様に有効であるものとします。署名は、ファクシミリ送信、電子通信、および/または電子的手段によって交換することができ、追って正本の署名の交換がなされます。各当事者は、自身のファクシミリまたは電子署名に拘束力があること、および他の当事者のファクシミリまたは電子署名を受け入れることに同意します。

 

27. 2001年契約(第三者の権利)法

本契約の当事者ではない者は、シンガポールの2001年契約(第三者の権利)法に基づく本契約の条項を執行する権利を有しないものとします。

 

28. 独立した法的助言;起草者に不利な推定はしないこと。

お客様は、本契約を締結する前に、独立した法的な助言を得た、または取得する権利を放棄したことを認め、同意するものとします。さらに、お客様は、本契約の条件をレビューし、承認したこと、およびその条項のいずれかに曖昧さがある場合、起草者がどちらであるかに基づいて、いずれかの当事者に有利な解釈が適用されることはないことを認め、同意するものとします。

 

29. 準拠法および紛争の解決

本契約およびすべての紛争は、シンガポールの法律に準拠し、同法に従って解釈されるものとします。両当事者は、本契約に起因または関連して生じる紛争または請求につき、RIMMがシンガポールの裁判所(またはRIMMが決定するその他の裁判所)の管轄権に服する権利を有することに同意するものとします。前述の場合を除き、本条項に起因または関連して発生する紛争(存在、有効性、または終了に関する質問を含む)は、契約上のものか否かにかかわらず、当面有効なシンガポール国際仲裁センター(「SIAC規則」)の規則に従ってシンガポール国際仲裁センター(「SIAC」)が管理する仲裁に付され、終局的に解決されるものとします。この規則は、本第29条に組み込まれているとみなされます。仲裁地はシンガポールとします。仲裁廷は3人の仲裁人で構成されます。仲裁の言語は英語とします。仲裁廷によってなされ、付与された仲裁判断は、終局的で拘束力があり、争うことができないものとし、どこに資産が所在し、または発見されたとしても、他の当事者の資産に対して当事者が執行することができ、シンガポールまたはその他の場所でその判断基準として使用することができます。

 

30. 差し止めによる救済

RIMMが利用できる救済手段を制限することなく、第4条および第5条に記載されているものを含む本契約の誓約のいずれかにお客様が違反した場合、RIMMに十分な法的救済が存在しない可能性のある重大な回復不能な損害をもたらす可能性があること、そのような損害を正確に測定することはできないこと、そしてそのような違反または違反の恐れがある場合、RIMMは、保証金またはその他の担保提供を要件とすることなく、お客様が本契約によって禁止される活動をすることを抑制するために、一時的な保全処分および/もしくは差止命令を取得する、または第4条および第5条に記載されているものを含むいずれかの誓約を特に執行するために必要な可能性のある救済を得る権利をRIMMが有することを、お客様は認め、同意するものとします。

 

31. 特別条項

各当事者は、第3.1条の規定にかかわらず、RIMM SGがお客様に本サービスを提供し、サービスプランに従ってソフトウェアドキュメンテーションを利用できるようにすることを認め、同意します。よって、本契約において「RIMM」は、本サービスの提供等に起因または関連して文脈が必要とする場合、「RIMM SG」に適宜読み替えられるものとします。

 


 別紙1
サービスレベル契約

1. サポート条件

テクニカルサポートの時間:午前9時から午後6時(シンガポール時間)(「サポート時間」)。

お客様は、support @ rimm.ioに電子メールを送信することにより、サポート時間中にヘルプリクエストを開始できます。

更新日: 2023 年 9 月 1 日